• エチレンガス濃度計

農産市場におけるエチレンガス

エチレンガス濃度計は野菜の長期保存に必要なエチレンガスの濃度を測定します。

エチレンガスは野菜や果物が成長する過程で出す植物ホルモンの一種です。エチレンガスにより野菜や果物は成長し熟していきます。 このエチレンガスは常に野菜や果物の成長を促します。しかしながら、食べ頃を過ぎ作用し続けると野菜や果物を腐らせる要因ともなります。エチレンガスは野菜・果物の成長のためには必要な存在ですが、腐らすのを促進する存在でもあります。

このエチレンガスの作用を活用して、食べ頃に追熟させたり、逆にエチレンガスの塗布量を減らすことで保存技術にも応用されています。

お客様のニーズに合わせた多様なエチレンガス濃度計をラインナップ

1.じゃがいもの保存
エチレンガスはジャガイモの芽の発生を抑える作用もあり、エチレンガスを塗布する事で、ジャガイモの長期保存にも活用されています。ポテトチップスに使用するエチレンガスは2~10ppmと高濃度の雰囲気を必要とします。弊社の電気化学式定電位電解方式濃度計は低濃度から高濃度と幅広い濃度域での測定が可能です。

2.バナナの保存
バナナは青い未熟な状態で輸入し、流通直前にエチレンガスを塗布して食べ頃の黄色いバナナへと追熟させます。追熟前に大気中のエチレンガスに晒されることで腐ってしまうといった事故が度々報告されており、野菜や果実の青果倉庫ではシビアな低濃度エチレンガスの管理が必要とされています。ただ、エチレンガスセンサーはアルコールの干渉を受け易い特性があります。野菜や果物が熟成すると、アルコールガスも発生します。このアルコールガスによってエチレンガスを誤認してしまう事があります。また、野菜や果物は生き物ですので、想定外のガスが分泌されて、エチレンガスの観測に不具合を発生させる原因ともなります。当社のガスクロマトグラフィー式エチレンガス濃度計を使えば、エチレンガス以外のガスを分離して、シビアなガスモニタリングの測定が可能です。

エチレンガス濃度計ラインナップ

電気化学式定電位電解方式ガス濃度計

エチレンガス濃度測定装置

ポータブルタイプ型のIS4070シリーズと据付型LD07シリーズはエチレンガスを連続的に測定できる濃度計です。当社の電気化学式定電位電解方式ガス濃度計はセンサーを特殊設計しており、他社ではできない低濃度や特殊なガスの計測を可能にします。また、外部出力をつければ、連続データの集積も可能になります。


ガスクロマトグラフィー方式低濃度エチレンガス濃度計

エチレンガス濃度測定装置

干渉ガスの影響を受けずに測定が可能なエチレンガス濃度測定器です。様々なガスが充満している青果物倉庫内のエチレンガスを精度良くモニターする事が可能です。ポータブル式で持ち運びも簡単です。10~1000ppbと低濃度エチレンガスのモニタリングが可能です。

用途

  • ・野菜や果物の青果倉庫のガス監視
  • ・野菜や果物の熟成工程のガス監視
  • ・野菜や果物の運搬工程のガス監視
  • ・植物工場内のガス分析とガスモニタリング
  • ・農業研究施設

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