硫化水素、二酸化硫黄ガス無線モニタリングシステム
Odalog オダログ

硫化水素(H2S)及び二酸化硫黄/亜硫酸ガス(SO2)のガス濃度をモニタリングします。測定結果は、携帯電話の3G回線を介してスマホやパソコンでリアルタイムで確認できます。無線に接続するので、ケーブルが不要で、簡単・手軽に設置ができ、ケーブルの劣化の心配も無く、設置工事も不要で、ランニングコストを抑えられます。
箱根山(神奈川県箱根町)の火山活動の分析を行っている東海大学理学部:大場武教授と連携させて頂き、箱根大涌谷のガス調査にも活用頂いております。

硫化水素ガス無線モニタリングシステムオダログ

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Odalog オダログの概要

携帯電話の3G電波を使用してデータの通信を行います。データはインターネット回線を使い、データセンターのデータが蓄積されます。濃度の上昇により、危険状態になった場合、インターネット回線を使用して、御客様のスマホやパソコンへ情報が発信されます。又、データロガーが内蔵されているので、データを装置に保存する可能です。さらに、データ内容を3G回線を使ってリアルタイムに閲覧する事も可能です。

硫化水素ガス無線モニタリングシステムの概要

実例

現在JMSでは群馬県草津町白根山にオダログを設置させて頂いております。オダログは常時山頂付近で噴出する硫化水素濃度を測定しており、濃度が上昇するとSMSで信号を発信し、自動でスピーカーから避難警告を発信します。危険濃度を無人で感知し、付近の住民、登山客への安全対策を行なえます。

草津白根山のオダログの安全対策

仕様

測定ガス濃度 硫化水素(H2S)レンジ : 0〜50 ppm、0〜200 ppm
二酸化硫黄/亜硫酸ガス(SO2)レンジ : 0〜20 ppm
使用温度 -10 〜 40℃
使用湿度 15 〜 90 %
IPコード IP 66 / 68
センサーサイズ 76mm × 260mm
センサー重量 980 g
センサー電源 Dサイズ 3.6 V リチウムバッテリー× 2個
電池寿命 最長12ヶ月(モニタリング間隔で変わります)
最大ログ数 42,000データ
ログ間隔 1秒〜1時間
データ転送間隔 30分〜24時間
データ保存容量 1分間隔29日、5分間隔6ヶ月

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