多孔式ピトー管:バーフローチューブ
流体測定は工業計測の分野に於いて最も重要な測定の一つであり、近年とくにその重要性が見直されつつあります。
バーフローチューブはこのようなニーズにお応えする事を信じて疑いません。
被測定流体としては、気体・液体・蒸気とどの流体に対しても測定可能であり、且つピトー管の最大の特徴である永久圧力損失が非常に少ない為、その汎用性は近年特に多くなって参りました。
PDF 7.54Mb
製品価値の特徴
- 国内外のメジャー石油会社、及びメジャーエンジニアリング会社のベンダーリストに登録されています。
- IPC(プロセス計装制御技術協会)計装ハンドブックにピトー管規格として採用されています。
- 納入実績は国内外合わせて1万本以上あります。
- 材料調達から検査まで全て国内で行っている為、短納期・低価格を実現しました。
- 標準材質(SUS316・SUS316L)の他に特殊材質(SUS310S・TITANIUM・INCONEL600・
MONEL400・MA276等)の実績があります。
バーフローチューブの特徴
- 高精度・高安定性
- エネルギーの大幅な節約が可能
バーフローチューブは、オリフィスや他の差圧式流量計に対し、配管を絞らない為その永久圧力損失は
非常に低い値になっております。 従って運転コストを低く抑える事が可能になり、エネルギーの節約
になります。
- 適用流体
気体、液体、蒸気
- 独特の静圧ポート
静圧孔の独特の形状により、カルマン渦の影響による変動が少ないです。
- 流れを止めずに施工
流体の流れを止めずに取り付け・取り外しができるタイプも用意しております。
- 平均流速の検出
バーフローチューブには複数の全圧測定孔及び静圧測定孔が設けられていますので平均流速を測定でき、
安定した流量を検出します。
- ピトー管直結型パージユニット
流体にダスト、ミスト等を含む場合にバーフローチューブにマウントさせる形状で使用します。
非常にコンパクトです。また三岐弁機能も内蔵しています。
導圧管レスでシステムを組める為、プラントの施工コストダウンに繋がります。
- 高効率なメンテナンス性
フランジ取合いorねじ込み取合いの為、据付けの際に手間がかかりません。
取り外しが容易なのでメンテナンス作業が簡単です。
- 溶接
ASMEのWPS/PQRを取得しています。詳細は品質への取り組みをご覧ください。
- 強度計算方法
ASME PTC193-197をベースとした共振計算・応力計算をします。
さらに有限要素法による動力的な強度計算方法を行っています。
応力+カルマン渦による共振計算によりセンサーエレメント口径、エンドサポート支持方法を決定しています。また、主材料となるパイプはシームレスパイプ(引き抜き菅)を使用しています。
PDF形式ファイルはアドビシステムズ社のAcrobat(R) Reader(無償配布版)で読み取りができます。Acrobat(R) Readerはアドビシステムズ社のサイトからご入手願います。