硫化水素による機器の腐食は急停止等の原因につながり、経済的損失は多大なものになります。 ISAやJEITA等でも低濃度硫化水素ガスによる管理基準を規定しており、機器の管理を最悪でも50ppb以下にする様規定しております。しかしながら、50ppbとはppm換算すると0.05ppmと非常に低濃度で、人体に対する有毒性を監視する一般に多く流通しているppmオーダーの測定機では探知する事ができません。
IS、LDシリーズは腐蝕に影響する様な低濃度硫化水素ガスの測定に特化した革新的な濃度計となっております。また、現場での調査用のポータブル型IS4170シリーズと24時間監視を行う据置型LD17シリーズ、さらにロガー付き濃度計オダログロガーL2をお客様の腐蝕ガス対策のアプリケーションに合わせてお使い頂けます。
また、近年は人体の中からも低濃度の硫化水素ガスが発生する事が確認され、医療用途への使用にも期待されております。
ジェイエムエスの硫化水素対策機器は、腐蝕等で機械を破損させる空気中に存在する硫化水素などの腐食性ガス及び臭気の原因となる物質を測定し、適切な環境で除去まで行います。設備環境調査、設備環境調査に基づくシステム設計、導入後の環境モニタリング装置、化学吸着剤の残量測定及び交換時期予測、化学吸着剤の交換等の一貫したサービスをご提案、ご提供します。
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実際にJMSでは鉄鋼業、石油精製・石油化学工業、水処理施設、火山地帯など幅広い分野で腐食対策を行っております。機器の腐食でお困りの方は是非お気軽にご連絡下さい。